会社の上司とその知り合いの方に、いいお店があるんだよと誘われて行った日本料理のお店「よつ谷(よつや)」
しゃぶしゃぶ、すき焼き、とらふぐのコースのほか、会席コースもある本格的な日本料理店です。
内容は本格的だけれど、実はお店の雰囲気は全然肩肘はらずに入りやすい、小料理店風の明るい店内
お客さんはサラリーマンの方が多いのですが、おかみさんがとても気配りのきく、気さくな笑顔の素敵な方で、これは常連さんが多いんだろうなぁと納得させられるお店です
実際、上司の知り合いの方も常連さんなのですが、行った日は水曜日なのに、お店は満席で賑わってました
(席の写真はお客さんが帰った後に撮らせていただきました)
さてさて、私たちは、特選前沢牛霜降しゃぶしゃぶコースをいただいたのですが、この前沢牛がも〜本当にとろけるような美味しさで感動
前沢地方の牛の中でも、「前沢牛」と名乗れるのは、なんでもA4,A5ランクの最高品質のものだけなんだそうです。
その中でも「よつ谷」ではA5ランクのお肉しか使ってないのだとか。
ちなみに前沢牛は、全国で最も権威のある全国枝肉共励会で、6回のグランドチャンピオンに輝いているんだそうです
食べ物に詳しい上司の知り合いの方によれば「西の松阪牛、東の前沢牛」と言われているんだそうです。(これ常識??)
とりあえず能書きはおいておいて、コースを説明すると、前菜、刺身、しゃぶしゃぶ、稲庭うどん、果物のセット
前菜は、焼き栗、さんが焼き、いくらとおくらの和え物?の3種類。
さんが焼きって何かしらと思ったら、鰺と味噌と葱を刻んで混ぜて焼いた漁師料理なんだそうです。
お酒がとっても合いそうな美味しい一品でした(私はアルコールは控えているのですが〜)
刺身は、平鰤(ひらまさ)、鯛、鮪、帆立の盛り合せ。
これも新鮮で美味しかったです
そしてしゃぶしゃぶ
お店のおかみさんから、しゃぶしゃぶにする前に、まず生で山葵醤油をつけて食べてみてくださいと言われ食べてみたのですが、これがほんとにオイシイ
全部生で食べてもいいかも〜なんて思ったら、なんと本当に全部生で食べちゃう人もいるんだとか
たれは、醤油系のつゆと胡麻ダレの2種類ありますが、私は醤油系のつゆのほうがおすすめ(それでも生のほうが美味しい)
野菜もたっぷりついて、野菜好きの私としてはさらに嬉しかったです
しゃぶしゃぶの締めは稲庭うどん。
お店の方にささっと作っていただいた、しゃぶしゃぶの付け汁を使ったうどんはさっぱりしていて締めにちょうどいい一品でした
料理の最後は、果物のデザート。
葡萄の皮が丁寧にむかれて出てきた気配りには、さすがぁと思いました。
そして、実はコース以外に、ここの目玉である「前沢牛にぎり」を別途いただいたのですが、これも本当に美味しかった
牛1頭からは約400〜500kgの肉が取れるらしいのですが、その中からたった2kgしか取れない部分の肉を刺身にしているのだそうです。(人間でいうと肩甲骨のあたりの肉とのこと)
というわけで1人1皿(2貫)限定のにぎりです。
ここに来たら、とりあえず頼まないとです
それからもう1皿鯛のかぶとのあら煮を別途いただきました。
これも味がよく染みて美味しかったです。
これは、上司たちが飲んでいた焼酎「富乃宝山」。
今回はご馳走になってしまったのですが、特選前沢牛霜降しゃぶしゃぶコースは、実は5,000円とのこと。
安いです
そんなにお肉に詳しいわけでないですが、5,000円でこの内容は絶対リーズナブル
自分でも全然行けちゃいます
(ちなみに前沢牛にぎりは別途1皿800円)
会社の同僚とか上司とか、男の人と一緒にいったら絶対よろこばれるお店だと思います〜(あわよくば奢ってもらっちゃいましょう。笑)
宴会用の座席もあって6名〜18名くらい対応しているようです。
そうだ。もうひとつ
「よつ谷」の料理長は、四條流という、宮中において天皇陛下の御前に披露される『包丁儀式』を司る資格を持っているのだそうです。
「包丁儀式」とは、烏帽子、直垂をまとい、庖丁とまな箸を用い、材料に一切手を触れることなく、鯉、真鯛、真魚鰹などを調理する技とのこと。
なんでも日本料理においてとてもすごい資格らしく、上司の知り合いの方も今回初めて知って、驚いていました
すごいですね〜
ちなみにお店は、銀座線三越前から地下道をずーっと歩いて、JR総武本線新日本橋駅近くの8番出口の途中にあります。(駅直結のビルの地下1階)
雨が降っても心配ないのがいいですね
よつ谷(よつや)
住所:中央区日本橋本町4-8-14 B1F
電話:03-3243-0661
時間:11:30〜14:00、17:00〜22:00
定休日:土日祝
今日も応援よろしくネ
yumi