2009年09月09日

メアリー・ブレア展

7月から東京都現代美術館にて行われている、ウォルト・ディズニー社の女性アーティスト、メアリー・ブレア氏の美術展に行ってきました東京メトロなどでも大々的にPR活動がされているので、ご存じの方も多いかと思います。美術館好きの私、招待券を頂き観覧してきました

メアリー・ブレア展1メアリー・ブレア展2







「ウォルトが信じた ひとりの女性」のキャッチコピーのように、メアリー氏は1939年にディズニー・スタジオに入社し、コンセプト・アートなどを担当なさった方。には、入社後「ウォルト・ディズニーらと共に訪れた南米への旅を経てその才能が開花。「シンデレラ」(1950年)、「ふしぎの国のアリス」(1951年)、「ピーター・パン」(1953年)などでカラー・スタイリストとして活躍。素晴らしい色彩感覚を活かして数々の功績を残す。ディズニーランドの人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインも担当した。また、絵本の挿絵や多くの広告デザインの実績なども残しており、特に挿絵を担当した絵本『わたしはとべる』は現在も世界中で親しまれている。」との略歴が紹介されています

展覧会は彼女のライフステージに沿い、5つのパートで構成されています
入社前の若き日のメアリー、
ディズニーでの日々、
ディズニースタジオを離れた後のニューヨーク生活、
再びディズニーの呼びかけ「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインをした時代、
晩年の作品や、家族の様子を描いたプライベート作品の展示スペース

会場内の撮影はNGでしたが、一部の特設スペースでができました

メアリー・ブレア展3メアリー・ブレア展4










彼女のカラー・スタイルを大変良く表した作品の数々。子どものころよりも、より強く彼女の作品世界に引き込まれる感じがしました今回の展示会は、作品の愛らしさや、素晴らしさを感じただけでなく、彼女の生きざまにも触れられた点がより印象に残っています。というのも、彼女が生きていた時代は、アメリカにおいても、働く女性に厳しかったころ。女性として社会で活躍するために奮闘したこと、また家庭内でも同業者故の夫との葛藤なども考えると、鮮やかに表現された「イッツ・ア・スモールワールド」やアリスなどの作品も一味違って見えるのでした。ありきたりの言葉になってしまいますが、才能だけでなく、努力があってこそ、成功を手に入れられるのだなと胸が熱くもなりましたこんな風に、色々と思いを馳せながら鑑賞していたら、あっという間に2時間半が過ぎてしまいました

ランチタイムも過ぎ、おなかもぺこぺこということで、美術館地下1階にある洋食屋「CONTENT Restaurant」でお昼を食べました美術館内にあるということで、待つことを覚悟していったのですが、座席数もかなり多く用意されているため、すぐに席へ案内してもらえました「生姜焼き定食」とすごく和風的なものを注文しましたが、ソースが洋食風にアレンジされていて、とっても美味しかったです鑑賞のついででなくとも、食べに行きたくなるほどの美味しさでした

メアリー・ブレア展5メアリー・ブレア展6






話がそれてしまいましたが会場の様子を最後にご紹介します。
当日は土曜日。2時過ぎに会場を後にしたのですが、その際には入場するための列もできていました
そして、関連グッズを販売するショップにも長蛇の列
色々と楽しまれたい方は時間に余裕を持たれて、行かれた方が良いと思われます。
最終日は10月4日、可愛らしく奥深いメアリー氏の世界をぜひご体験ください

東京都現代美術館 企画展示室1F・3F 
住所:東京都江東区三好4-1-1
■東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩9分
■都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3出口より徒歩13分
電話:03-5245-4111
開館時間 10:30〜19:00(最終日は15:00まで)
月曜休館(9月21日・28日は開館)
入場料 当日券 大人・大学生:1,100円、中高生:900円、小学生:600円

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