六本木ヒルズの森美術館に行ってきました
「アイ・ウェイウェイ展 何に寄って?」という中国のクリエイターの展覧会です。
立体物を中心とする26点の作品が展示されていました。
解説には、
「中間的で曖昧な領域から、文化的、歴史的、社会的な因果関係、『何が何に因ってあるのか』、そして『自分はどこから来て、どこへ行くのか』という人間の根源的な問いが浮き彫りになってきます」
とありますが、あんまり難しいことは考えず、私は見るだけでけっこう楽しんできました
見ている途中で気が付いたのですが、なんとフラッシュをたかない、表記方法を守るなどの一定の条件を守れば、写真撮影OKとのこと
一度クロークに預けたカメラを取りに戻って、撮りまくってしまいましたよ
現物を見るのが一番ですが、雰囲気だけでも写真でどうぞ
作家:アイ・ウェイウェイ
以下の写真はすべて「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
左ふたつは、1平方メートルの立体をモチーフにした作品。
右の家はなんとお茶っ葉で出来ています。
釘を一切使わない組木で作られた球体。
サッカーボールの面のつくりと一緒だそうです。
このくらいシンプルなやつ、けっこう好きです。
この長い電柱のような木の柱は2本の木をあわせて出来ています。(写真左)
断片を見ると、中国の形の空洞が。(写真真ん中)
これもたくさんの木をあわせて作っている大きな作品なのですが、上から見ると中国の形になっているみたいです。(写真右)
でも背の高さほどあるので、上から見れません。
三日月の・・というタイトルがついていた作品。(写真左)
4つの穴のあいた扉のようなものが何枚も奥へ奥へと並行に並んでいます。
穴をちょっと斜めから覗いた写真です。
右2枚は、2本脚と3本脚のイス・・だったかな。
自転車を繋げて輪にした作品。(写真左)
奥に写っている自転車は輪の向こう側です。
右の写真は分かりづらいですが、瓶の中に土偶が入っています。
確か現代の瓶の中に、古代の娼婦?の土偶が・・と書いてあったような気がします。
(こんな曖昧な記憶を書いたら怒られちゃうかなぁ)
組木の作品。
柱の部分にイスやテーブルが埋め込まれています。
遠くから見ると、ちょっと森みたいな感じでしょうか。木が生えている本物の森ではなく「森」という漢字に似てませんか?
ただイスが並べられているだけですが、一番好きな作品です。
並べられた椅子の上には、アイ・ウェイウェイからのメッセージが。
メッセージは、これまでの作品の展示室にも要所要所に書かれていました。
森美術館では、展示の最後に決まって映像室があります。
この映像室のイスは通常、森美術館で用意しているイスなのですが、今回はアイ・ウェイウェイの作品のイスが並べられていました。
さきほどの私が一番気に入った作品に使われているイスと一緒です。
この様子も何気に気に入りました。
意外に座り心地のよいイスでした。
11月8日までやっているようですので、興味を持った方はぜひどうぞ
アイ・ウェイウェイ展 何に因って?
六本木美術館
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
2009年7月25日(土)〜11月8日(日)
10:00〜22:00(火,〜17:00)
会期中無休
一般1,500円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳−中学生)500円
今日も応援よろしくネ
yumi