
講師の方による讃岐うどんについてのお話


世の中にうとい私は知らなかったのですが、「もり家」は

ちょっとワクワクです

講義でへーと思ったのは、日本一面積が小さい香川県にうどん屋さんが800軒以上あって、うどん消費量は2位と大差をつけての全国1位

男の人は、年間300玉消費しているんだそうです

300玉って、ほぼ毎日みたいなものですね・・・

讃岐うどんと呼ばれるにはいろいろ決まりがあって、香川県で製造されていることはもちろん、水や塩の量にも決まりが。(水:小麦粉の重量に対して40%以上、塩:小麦粉に対して3%以上)
あと大事なのは、手打ち、あるいは手打ち式であること

ということは全部機械で作ってるのは讃岐うどんではないということですね。(近所のスーパーで売ってる讃岐うどんも全部手打ち式なのかしら

あと手打ちといっても、職人さんの腕の差は当然あり、熟練するまで10年はかかるとも。
香川県でも熟練した職人さんによる手打ちうどんの店

いい讃岐うどんは、きめが細かく弾力があり、のばして切ると麺1本1本がさらりと離れて、茹で上がるとぷっくらして表面はつやつや、食べるとコシがあって、ひっぱるとよく伸びるとのこと。
ううーん、書くと簡単だけれど、とっても技術がいるすごいことですね

ゆでた時、うどんの断面に角(エッジ)がたっているのがよく、コシの秘密はここに。
中心部と外側で水分量が違うことからコシが生まれるのです。(中心部30%、周囲70%)
時間が立つとコシがなくなるのは、中心部にも水分が行き渡って水分量の差がなくなるから。
へ〜

うどん通には常識かしら

講義の後は、讃岐うどん作りの中でも一番難しいとされる「麺打ち」と「麺切り」を、「もり家」の社長が披露してくださいました



横でお弟子さん?が解説する中、あれよあれよという間に麺打ち&麺切りしていきます。
腕がいいので手際がよく早いんですね。
お弟子さんが「手早く簡単に作ってるように見えますが普通の人はこういかないんです・・」みたいなことを言ってました(笑)
これは、試食した手打ち讃岐うどん



生しょうゆと釜あげ。
もうひとつ、何もつけない讃岐うどんだけもあったのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました・・。
お饂飩は、もちろん美味しかったです

確かに表面つやつや、中は弾力があって食べ応えがあるというのかしら。
何もつけてない讃岐うどんだけでも、ほんのり塩味があって、噛めば噛むほど小麦本来の味がじわじわと広がります。
お米もいいものはご飯だけで食べるのが美味しいですが、あんな感じです。


・セミナー当日の朝に社長が麺打ちしたうどん
・製品として販売もしているもり家の半生「さぬきうどん」
・もり家のうどんしょうゆ
打ったばかりの麺は、その日の夜にいただきました

もちろん、おいしかったですーー

「もり家」さんの即売や実演・実食は、全国の百貨店でもやってます。
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