先週、目黒雅叙園で開催されていた「ニッポン食堂」という催し物に参加してきました
東西の一流シェフたちが、東西の地域性ある食材を使って料理を提供する、というイベントです。
東西対抗ということで、東日本のシェフたちの会場と西日本のシェフたちの会場が分かれていて、お互いを行き来しながら、好きなものを食べることが出来ます
なんだか食べる方に気持ちが行っちゃいますが、優れた生産者や食材にスポットを当て、日本の食の未来を考えるという本来はちょっと真面目なイベントです
というわけで会場には、食材を提供している生産者や食品メーカーのブースがあったり、シンポジウムも開催されていました。
さて、東西のお料理対決ですが、調理されたものが用意されて待っているわけではなく、出来上がったばかりのものをその場で盛りつけてくれるので、出来立てを食べれるのが嬉しい
その場で調理するというパフォーマンスもあって、なかなか面白かったです。
ちなみに、東西それぞれのシェフと用意されていた料理は、
<東>
つきぢ田村 三代目若旦那 田村隆氏
1、沢煮椀
2、夏の煮凍り
赤坂四川飯店 料理長 鈴木広明氏
1、魚香茄子(マーボナス)
2、牛肉拌素菜(牛肉入り彩り野菜のピリカラ和え)
ビンゴ オーナーシェフ 小林秀徳
1、梅山豚のサルシッチャ、カレー風味
2、フレッシュメロンのクリームソーダ
ラ・ベットラ チーフパティシエ 小野美咲氏
1、プチトマトと苺のコンポート バニラアイスと赤ワインのグラニテぞえ
2、パイナップルとパイ サワークリーム入りマスカルポーネアイスと
<西>
ウェスティンホテル大阪 日本料理料理長 白水倫也氏
1、スッポンの蒸し吸い
2、砂とらの昆布〆煎り酒掛け
トランティアン オーナーシェフ 馬淵誠氏
1、宮崎牛の赤ワイン風味 燻醸仕立て 鷹峯とうがらし添え 有馬実山椒風味
2、高坂地鶏卵半熟ポーチドエッグ 鹿児島産緑竹添え 淡路島産オニオンオランデーズソース
大阪新阪急ホテル 中国料理料理長 大石清治氏
1、やんばる島豚の採々前菜 饅頭と有機野菜添え
2、やんばる島豚と神戸名物そば飯のデュエット
ホテルグランヴィア大阪 製菓料理長 畠中雅明氏
1、ケフィアプレミアムヨーグルト
2、太陽の卵「宮崎産アップルマンゴー」ソルベ
3、タマネギマカロン、オリーブマカロン
こんなにいろんなシェフの料理を一度に食べれるということは滅多にありませんっ
目移りする中、あちこち並んでたくさんいただいてきました
気持ちは全部食べたかったけど、さすがに全部はお腹いっぱいで食べられませんでした。
でも、どのお店も1品づつはいただいてきました。
もちろんどれも美味しかったです〜
さすが。さすが。
その中でも、私が特に美味しいと思ったのは、つきぢ田村の夏の煮凍りとトランティアンの高坂地鶏卵半熟ポーチドエッグ。
とにかく、いろんな料理を食べられて幸せなひとときでした
ところで、珍しく?メニュー名が完璧ですが、それは材料と作り方付きのメニュー表が配られていたから。
しかし作り方が書いてあっても、とてもとても同じ物は作れません〜 笑。
このイベントは今回で3回目のようなので、また来年もあるのではないかと思いま〜す。
ところで、目黒雅叙園に行ったのも今回が初めてでした。
もちろん存在は知ってましたが、行ってみてびっくり
想像していた以上に、華やかでエキゾチック。絢爛豪華です
なんでしょ。和と洋と中が交じった何とも例えられない雰囲気。
着物美人の浮き彫り壁、全面ガラス張りの空間から見える緑豊かな日本庭園、館内の足元に用意された水辺。。。
吹き抜けの高い天井空間には、いきなり藁葺き屋根の料亭があったりして、ど肝を抜かれます。
外人を連れて行ったら間違いなく喜ばれるでしょう。
私もまた改めて来訪してみたいと思いました
今日も応援よろしくネ
yumi