シャネルがアラン・デュカスグループと一緒にプロデュースしているフランス料理レストラン

場所は銀座3丁目にあるシャネル銀座ビル

私たちが行った日は、実はちょっと雨

ベージュ東京に上がる専用エレベーターは、銀座通りからマロニエ通りに入ったシャネル銀座ビルの側面にあるのですが、1階に女性の案内係の人がいるので、その人に傘をあずけ10階にあがりました。
レストラン店内は、窓が大きいためか開放的でかつ落ち着いていい感じ。
インテリアはベージュでまとめられ、どちらかというとモダンな装いです

椅子はシャネルのトレードでもある、ツイードのクッションで出来ていて座り心地が良かったです

席はちょうど窓際で明るい感じはよかったのですけど、銀座の街ってあんまり景観がよくないんですねー

景観ばっかりはレストランもどうにもできないのでしょうがないですね。
さてさて、コース

野菜を主役としたヴェジェタル(3皿+デザート)コース6000円
魚介とお肉のメール/テール(3皿+デザート)コース8000円
ヴェジェタルとメール/テールをあわせた(6皿+デザート)コース11000円です。
私が不思議に思ったのは、なぜ「野菜だけ」「肉と魚だけ」に分かれているのかということ。
野菜と肉、野菜と魚の組み合わせにすればいいのになぁと思います。
さておき、どれにしようかかなり迷った末、ヴェジェタルコースを選択。
理由は、6皿全部なんて食べられないよーと思ったのと、野菜が好きだから

ほんとは魚か肉も1品でいいので欲しかったけど、3品とも肉と魚というのはさすがにちょっとなぁ。。。
まず3皿が出る前に、アミューズが出ました。
和の漆器?に入ったアスパラガスのスープです。
このスープ、アスパラガスの味がちゃんとしてとても美味しかった

これから出てくる3皿どれに対しても思ったのですけど、使っている食材の味がすごくするんです

姿形は全然ないのに、素材の味がとてもする。
もしかすると生でかじる以上かも。
なんか私ってあまり食材の味がしない野菜を普段スーパーで買ってるんだなぁなんて思いました。
きれいに作りすぎてたり、旬のものでなかったりして、本来の野菜の味が薄くなっているということね。
(それとも私の調理方法に問題がある

ヴェジェタルの3皿は、
・ハーブと野菜のなめらかなヴルーテ、新芽野菜とウフ・ア・ラ・ネージュ
・グリーンアスパラガスのロースト、パルメザンチーズのチュイル
・アーティチョークのミジョテとじゃがいものニョッキ、<パリグール>のジュ
だったのですが、最初のウフ・ア・ラ・ネージュもすごかったです。
何がって。葉っぱの味がするんです。
なんだろう。実際には飲んだことないんですけど青汁みたいな感じ

とにかく新芽野菜だぞーって味です。
2皿目はまたアスパラガスなのですけど、チーズをあわせた味が美味しかったです

3皿のうち私はこれが一番気に入りました。
そして3皿目はアーティチョークがやっぱりアーティチョークだぞ

あまり意識して食べたことなかったけど、アンティチョークって苦みがある食材なのですね。
その苦みが効いている一皿です。
しっとりジャムにふんわかマカロンがいい感じです。
デザートは、6種類から選べるのですが、私はベージュ東京のオススメでもあるカレ・シャネル ショコラ-プラリネ、グラス ノワゼットをいただきました。
これは見た目も素晴らしく、チョコの濃厚な味がとても美味しかったです

チョコの上に乗っている金箔

ウェイターの方は特に説明していませんでしたが、同じくチョコに上に乗っている2本の飴の棒はシャネルのマークを象徴しているのかなぁと思いました。
ドリンクはカフェオレ

シャネルのマークが入ったミニチョコも付いて来て、なんだかいたれりつくせり。
ヴェジェタルだけで足りるかなと思いましたが、デザートまで食べたらお腹いっぱいでした

これにさらに肉や魚が3皿もつく11000円のコースなんてみんな食べきれるのかしら?
お会計を済ましてウェイターの方に見送られエレベーターで階下まで降りたのですが、なんとエレベーターの扉が1階で開いたら、下にいる女性の案内係の人が私たちの傘を持って待っていました。
見送られてエレベーターが降りるまで数十秒だったのにー。すごーい。
こういう細かい芸当が、高級レストランなんだなぁ

全体的には雰囲気も料理も満足

BEIGE TOKYO(ベージュ トウキョウ)







