生で見るのは生まれて初めてです

スペイン語クラスに大相撲好きな人がいて、その人の案内でみんなで観に行くことになったのでした

大相撲好きなその人は枡席で観ることもよくあるようなのですが、初心者揃いの今回はイス席です

今日は朝青龍がもしかすると20度目の優勝を決めるかもしれない、という日なので盛り上がりそうです

でも実はあんまり相撲に詳しくない私(朝青龍と琴欧州くらいしか知りません

大相撲好きの人にいろいろ教えてもらいながら、今日の観戦感想をまた戻って来てからこの下

それでは、また夜に〜

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



思ってた以上に楽しくてよかったですー


なんていうか、会場のかけ声や、歓声、溜息など場の雰囲気に一体感があって楽しかった

歌舞伎のように力士の名前を叫ぶのですが、それが思った以上に盛んで会場の雰囲気が盛り上がってました。
大人だけじゃなくて、子供もかけ声しているのですねー

また取り組みと取り組みの間に繋ぎの時間があるので、その間にいろいろ仲間とおしゃべりできるのも楽しかった。笑。
ところで大相撲好きのスペイン語友達。
ちょっと好き程度かと思っていたら、太鼓判押せるほどでした

ちなみに昨日も行っていて、昨日はなんと枡席(ますせき)より前の溜席(たまりせき)で見たとのこと。
一般に出ている数もわずかだし関係者でもないのに、どうやって手に入れたのかと思ったら、高砂部屋のHPで紹介されていたのを見つけて電話したのだそうです

ス、スゴイ

そんな友達の解説付きなので、お陰で普通に観に行ったら分からないようなことがいっぱい分かって楽しさ倍増でした

例えば、国技館入口でチケットを切っているおじさまたち。
なんと現親方(元力士)達なのだそうです

チケットを切るのは現親方のお仕事と決まっているのだそうです。
入口が4つあるのですが、友達は顔を確かめてから自分の好きな親方のところでいつも切ってもらうと言ってました


この細かい表を書くのって大変そう〜なんて思っていたのですが、これは行事さんのお仕事とのこと。
あの軍配を持って「はっけよーい、のこった、のこった」と言っている人ですね。
へ〜、いろんなお仕事を兼業しているのねー

また、相撲を取っている間、次の出番の力士が土俵際に座って待っているのですが、その時座っている座布団って、力士ごとにmy座布団があるのだそうです。
知ってました?
付き人?が、座布団を取組ごとに置き換えているんです。
青や黒などのほかにピンクや黄緑の座布団に座っている力士もいて、座布団を観察するのもなにげに楽しかったです




力士が輪になって一同に並ぶと奇麗です

なんか神聖な雰囲気です。
ところで、この土俵入り。
皇族関係の方が見えている時は輪にならないで、全員正面を向いて5列くらいに並ぶのだそうです。
きっと皇族関係の方に、おしりは見せてはいけないってことなのでしょうね。

朝青龍と栃東の取組みは30本以上ついていました。
そして、とうとう朝青龍が優勝を決めましたね

ところで懸賞1本は6万円の協賛がついていて、そのうち3万円

30本×3万円というと。。。。おおお

テレビ


これがまた面白いのですが、懸賞を複数本つけている企業の場合、1本ごとに商品名を変えて企業アピールをしているのですね。
例えば、「味ひとすじお茶づけ海苔の永谷園」「さけ茶づけの永谷園」「梅干し茶漬けの永谷園」「たらこ茶漬けの永谷園」「わさび茶漬けの永谷園」みたいな。
なんかこの企業の頭の絞りようが面白かったです。
もしかすると、どれも相撲好きには常識なことかもしれないけれど、私にとっては全部知らないことばかりで「へぇ〜

(他の初心者仲間も知らなかったので、読んでいるみなさまもきっと「へぇー」と思ってくれてるはずっ)
他にも力士の特徴とか歴史とかいろいろ解説してもらって、とても楽しい観戦のひとときでした




普段利用している人には当たり前なのかもしれませんが、私に取っては新鮮〜

会場に入る前から気分が盛り上がったのでした


こちらは国技館から徒歩2〜3分のところにあるお店。
あられのしょっぱさとあんこの甘さの組み合わせが新鮮なお菓子です

そして、また5月場所を観に行こう〜とみんなで約束したのでした





