
場所は六本木駅からちょっと歩いたところ。乃木坂駅とは繋がっているようです。
建物は、ガラス張りの流線型のモダンな形。

いまは開館記念で、20世紀美術探検―アーティストたちの三つの冒険物語―という企画がメイン展示となっています。20世紀の各年代ごとにテーマが設けられていて、その時代を象徴するアーティスト達の作品が次から次へと展開されています。
駆け足で見ても、ゆうに2時間はかかります。
ゆっくり見ようと思ったら半日はかかるかも。
その他、無料の展示企画として、文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」や、この美術館の設計者である黒川紀章展-機械の時代から生命の時代へ-などがありました。これらは体験型の要素もあって楽しめる展示でした。
その他、わたしは時間がなくて行けなかったのですが、レストランやカフェも充実しています。
気になるのは、ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ。ミシュランの三ツ星
の料理人のランチが1800円で食べれるのです
。今度ゆっくり行ったときに味わってみたいです。
ところで、国立新美術館の設計者である黒川紀章氏。
世界的な建築家でありますが、銀座にとても縁があります。
私は初めて知ったんですが、東銀座にある「中銀ビル」は彼の有名な作品だったんですね。
カプセルをブロック式に積み重ねたこの建物。近くから見ると、丸い窓の中にダンボールが見えたりして、あまりきれいとはいえませんが、デザイン的にはとってもオリジナリティのあるビル。
取り壊し問題なども持ち上がっているようですが、カプセル所有者にまず各自の部屋の中をきれいにして頂いて、デザインの一部である窓の中もきれいに見えるビルになってほしいなぁと思いました。

六本木の新しい美術館を見た後、銀座に戻って中銀ビルを見たので、なんだかアートだけではなく”街の景色”について考えさせられた1日でした。
国立新美術館・港区六本木7-22-2
・OPEN:10:00−18:00(入館は17:30まで)
毎週火曜日は休館日
・アクセス:東京メトロ千代田線乃木坂駅6出口(2007年1月21日より、美術館直結)
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩4分
waka

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