

で、早速また行ってきちゃいましたっ

今回行ったのは、「美と匠の祭典」という、目黒雅叙園の保存建築(登録有形文化財)の見学



全然知らなかったのですが、目黒雅叙園には、建設当時(昭和初期)の建物の一部がそのまま残っていて、ふだんは公開していないけれども、夏の一時期だけ限定公開しているのですね。
京都の寺巡りが好きな私にとって、これは興味津々

さっそくこの話に乗ってくれそうな友達を誘って行ってみたのでした

保存建築は写真撮影


(雰囲気は目黒雅叙園HPのこちらの<保存>コーナーが一番分かりやすいです・・)
目黒雅叙園は戦前、「昭和の竜宮城」と呼ばれていたこともあったようなのですが、ほんとにそんな雰囲気を思わせる、絢爛豪華さが残る建築でした

螺鈿細工、日本画、浮き彫りの彫刻、銘木を使った床柱、繊細な組子障子がいたるところに施されています。
とにかく技術と財の掛け方が半端じゃありません

普通だとこういうのは、ごく一部の上流階級の人だけが利用する建造物に施されるのですが、目黒雅叙園は、庶民や家族連れの客が気軽に楽しめるようにと一般向けに作られたので、それはそれは当時すごく繁盛


今回見学した部分は、当時全部で8つあった建物のうち唯一現存している1つ。
当時から料亭のほか、総合結婚式場として賑わっていたようですが、最盛期には1日1000組の結婚式が執り行われていたんだそうです

ちなみに、今の目黒雅叙園も(前回も書きましたが)豪華絢爛です

もちろん昭和初期の建築とは全然意味合いが違いますが、今の雅叙園を見るだけでもけっこう楽しめます

他にもいろんな面白いエピソードを聞いて、見学が終わった後は、お食事です










食事は、日本料理、中華、洋食から自分が好きなところを選べます。
私たちは、中華(東京チャイニーズ)の「旬遊紀」でいただきました。
ちなみに理由はこれが一番安かったから

見学と中華コースあわせて

中華コースは、保存建築見学にあわせた特別メニューとのこと。
全部で8品のコースでした。
ところで、この「旬遊紀」には、当時の旧館にあった「玉城の間」を移築・再現した個室があります。
予約がないときは見せていただくことも可能のようなのですが、この日は利用されていてダメでした。残念

あと、この百段階段ですが、ドラマ「大奥」で使われた衣装や小道具などを展示して紹介する展覧会「百段階段×大奥展」も今月21日から8月12日まで催されます。
実は私たちも、どっちに行こうか迷ったのですけど、解説


展覧会だと


目黒雅叙園


美と匠の祭典
期間限定。完全予約制。
・〜’07,7,16までの金土日祝
・'07,8,15〜19(連日開催)
・'07,8,24〜31の金土日




