




場所は損保ジャパン本社内




入口から、美術館直通専用のエレベーターを利用し会場に移動。最終日を翌日に控え、会場内に入ろうと、少し列ができていました。待つこと、






さて、前置きが長くなりましたが



「没後80年 岸田劉生 −肖像画をこえて−(2009年4月25日(土)〜7月5日(日))
没後80年を記念し、人間の顔の魅力こそが劉生を写実に向かわせたのではないかという視点から「肖像画」に焦点をあて、独自の写実表現を完成させた岸田劉生の画業を約80点で展望する展覧会です。」
会場は「岸田劉生自身の肖像」、「岸田の家族、友人を描いたもの」、そして「麗子像」の3部構成になっていました。岸田氏というと、「麗子像」のイメージが非常に強かったのですが、それを描くまでに至った、他の作品(自身の肖像画)を見ることにより、どうしてあれほどまでに、人の顔を描くことにこだわったのかを少し理解できた気がします

「麗子像」に関してですが、一見、私たちが一般的に感じる「美しさ」からは距離のある作風のものもありました。それは岸田氏が「見えない美」にこだわったが故に、あのような作品が生まれたのではというような気もします。
美術を専門的に勉強したわけでないので、大げさなことは言えませんが、日常生活の中でも「美」に触れられる機会を増やしていきたいなと思った一日でした



損保ジャパン東郷青児美術館



※特別展は金曜日開館時間延長の場合があります。

入館料:一般1,000円(800円)、大学・高校生600円(500円)、
シルバー〔65歳以上〕800円、小中学生無料


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