今夜、取引先の方から、チケットをいただき

山崎豊子原作の、大ベストセラー「沈まぬ太陽」の映画完成披露試写会に行ってきました

試写会に行くのも久々の私

映画も楽しみですが、
豪華出演者を見られる滅多にないチャンスと、楽しみにしていました

今回は、主演の渡辺謙さんは、
アメリカでの映画撮影のため
ロスから中継!で、コメントを寄せていたのですが
鈴木京香さん、松雪泰子さん、三浦友和さん、石坂浩二さんといった、
豪華出演者の方が駆けつけ、生

印象的だったのは、
鈴木京香さんの優雅で、キレイな歩き方

ヒールがあっても、あんな風にきれいに歩けたら・・・と羨ましくなりました

松雪さんはやっぱり細い

三浦さん、石坂さんの生声は、耳に心地よく、
説得力もあり、こんな方が政治家だったらすごい支持率だろうな〜


映画自体は、
インターミッション10分をはさむ、なんと3時間22分

でもその長さを全く感じさせない展開のリズムの良さ

渡辺謙演じる主人公の生き方に自分を重ねて考えたり、
周りの権力闘争の展開にハラハラしながら引き込まれて、気づいたら3時間過ぎてたという感じです

久しぶりに、本当の意味で、人に勧めたい映画に出会えた感じがします

最初は正直、原作も読んだことなかったし、
映像化された山崎作品は、TVでも見たことが無かったんです。
だから、20代の私みたいな普通のOLでも、
「理解できる」「共感できる」内容なのか、イマイチ不安でした

でも、見終わったあとのこの映画は、男女問わず、また年代も問わず、
それぞれの人が、自分の生き方や、それぞれの生きてきた年代と重ねて考えることのできる、
「普遍的」な作品だな〜と感じました。
もちろん、内容は重いし、明るい映画ではないけれど、
「今をどう生きているのか」と自分を見つめなおし、「(私だったら)この役の、こんな生き方をしてみたい」と、
半ば勇気のような、パワー

今、「昭和」という時代をいろんな角度から切り取った映画や、TV、小説が数多く出ています。
この映画も舞台は、「昭和」です。
でも、この作品は、単純に「昭和」を羨んだり、懐かんだりするのではなく、
「平成」の今を生きる私たちが、
これまでの、そしてこれからの「自分の生き方」を考えることのできる映画、なんですよね。
きっと見た誰もが、それぞれの「忘れられないワンシーン」や「心に響く台詞」を見つけ出せる作品だと思います。
(ちなみに、私が一番印象的だったワンシーンは・・・・・・・ナイショです

この映画がきっかけで俄然山崎豊子作品に興味を持った私。
他のも見てみたい

10月24日に公開の「沈まぬ太陽」、本当にお薦めです

家族や、友人、親子、恋人。。。。。一人もいいけれど、
終わったあとに、絶対!語り合いたくなる作品なので、
まわりの「大切な人」と見に行くことをお薦めします

megu



