エジプト旅行記も回数を重ねてきました。
今回は、ルクソール〜アスワン編。
前回は、ルクソールの神殿や、王家の谷を中心にご紹介しましたが、
今回は、ルクソールからアスワンへの移動編です。
この地域は、ナイル川中流域に位置し、遺跡がたくさんあるエリアなのですが、
実は治安があまりよくない模様。
私たちは、バスでの移動だったのですが、
列車での移動&観光はちょっと不便のようです。
日本からの観光客の方は、
おそらく、バスか、クルーズ船を使うのでしょうか。
このエリアで私たちが訪れたのは、
エドフという町にある、ホルス神殿と、
コム・オンボという町にあるコム・オンボ神殿の2つ。
特に、ホルス神殿では、
保存状態のよい遺跡として有名。
ちなみに、ホルス神の像はこんな感じです。
ハヤブサをモチーフにしているのですが、なんだか可愛い。
そのあと、アスワンへ到着。
アスワン、といえば、アスワン・ハイダムで有名ですよね。
ここまでくると、ナイル川上流域になります。
また、アスワンは、ヌビア地方と呼ばれ、
独特の外見(色黒で縮れた彫りの深い顔、と説明されました)
をもつ、ヌビア人が多くいるのです。
私たち観光客でも、これまで接した「エジプト人」との風貌の違いは、
はっきりとわかるほど。
また、風貌だけではありません。
ヌビアの人たちは、自分たちの民族にとても誇りを持っているので
「私たちはヌビア人」だと話しながら、接してくれるのです。
とてもフレンドリーで、非常に親切、笑顔がすてきな人たちでした。
アスワンハイダムは、撮影禁止なのですが、
びっくりしたのは、アスワンハイダムによってできた人工の湖(ナセル湖)は、
琵琶湖の7倍もあるのだとか!
(しかも、その湖はエジプトを越えて、
さらに南のスーダンにつながっているのです)
アスワンには、アスワン・ハイダム以外にも見所がたくさん。
その一つが、「切りかけのオベリスク」。
今は、パリや、ワシントンDCにあるあの、オベリスク。
すべてここから切り出されたのです。
切りかけ(どうやら途中でヒビが入ってしまった模様)のオベリスクがあるのですが、
成功していたら、相当大きいものになっていたようです。
また、イシス神殿も有名です。
実はこの神殿、ダムができたときに、一度水没していたのです。
それを世界的な運動、基金でもう一度、地上に移築されたのです。
そのため、神殿内部に水没していた時の、水に埋まっていたため、
色が変化してしまっている箇所が多々あります。
(水没時の水位がわかるほど)
アスワンから、かの有名なアブシンベルまでは飛行機で移動。
約45分でつきます。
アブシンベルで私たちの泊まったホテルは、
ナセル湖に面していて、
周りを沙漠に囲まれているオアシスのようなホテルでした!
今回の旅行の中で一番すてきなホテルでした!
一部屋一部屋がコテージ風。
周りが沙漠だから、その美しい風景と、
静けさ。
絶景でした。
次回は、この旅のクライマックス!アブシンベル神殿のご紹介です。
またまたイレギュラーの日にUPごめんなさい。
megu
その1 エジプトに行ってきました☆
その2 エジプト旅行記〜ver.1
その3 エジプト旅行記〜ver.2
その4 エジプト旅行記〜ver.3
その5 エジプト旅行記〜ver.4
今日も応援よろしくネ