
チェスケ・ブディヨヴィッツェは、本当に小さな街

街の中心には、ちょうど広さが1ヘクタールのプジェミスル・オタカル2世広場が。


地元の学校
では1ヘクタールの大きさを子供達に教えるときに、ここの広場を事例に使うそうです
広場には、ヴルタヴァ川から引いた水を利用した噴水も。
でも日曜日だったから、お店
はほとんど閉まっており、人もまばら。ヨーロッパって、日曜日はお店がほんと閉まっちゃうんですよね。
ちょっと寂しい

こちらは時計塔。本当は上に昇るはずだった・・・のですが、なんと11月〜3月は閉鎖
(冬期休暇
というやつですね)ががーん
(私たちが行ったのは11月3日でした。)ただ、たまたま覗いた教会(写真はなし)で、観光化されていない本当の日常の礼拝が行われていて、それをかいま見る事ができました

これが意外によかった

敬虔な感じ



街としては小さいし、これといった目玉もないのですが、実はひとつひとつの建物をじっくり見ると、意外にかわいらしい



そしてその後は、ブドヴァイゼル・ブドヴァル(Budweiser Budvar)のレストラン
へ。
ご飯ものは、最後にまとめるつもりだったのですが、ブドヴァイゼル・ブドヴァルはこれがひとつの観光みたいなものなので、ここで紹介
ブドヴァイゼル・ブドヴァル(Budweiser Budvar)とは、ヨーロッパ中で有名なチェコのビール
のブランド名。ここチェスケ・ブディヨヴィッツェが発祥の地です。
実は、アメリカのバドワイザー(Budweiser)は、これをまねっこしているんです。(この旅行で初めて知った
)チェコは、中世の時代からビール
の製造が盛んでヨーロッパ屈指の産地として有名だったんですね。(1265年にチェスケ・ブディヨヴィッツェに醸造所を建設、1531年にはフェルディナンド国王が同地産ビールを王室御用達
に指定)それが、ヨーロッパからアメリカに移民したチェコ人(Wikipediaではドイツ系と書いてあります)が、ビール名産地にあやかろうと、自らが発売したビールにバドワイザー(Budweiser)と命名して、アメリカで発売しちゃったという訳です。(1876年に生産開始。会社名はアンハイザー・ブッシュ)
そしてあろうことに、バドワイザーを商標登録してしまったので、ブドヴァイゼル・ブドヴァルがアメリカで展開しようと思ったら、Budweiserの名称が使えないという事態に

もちろん訴訟
になるのですが、長い訴訟の末、ブドヴァル側が北米および米国保護領に限り商標権を放棄することで合意したそうです。もちろんバドワイザーは、ヨーロッパではバドワイザーの名前でビールを売れないのですが、そんなの当たり前でしょう〜〜と思う私

なんか、アメリカのバドワイザーはもう飲まないもん
って思っちゃいました。(もともと飲んでないけど)ちなみに、チェコのブドヴァイゼル・ブドヴァルビール美味しかったです



日本のビールみたいにあまり苦くなく、ほんのり甘くて(ちょっと蜂蜜っぽい味?)飲みやす〜い

なお、こちらのブドヴァイゼル・ブドヴァルが運営するレストラン、さすが本場ということあって、常連さんのマイビールカップが棚にずらっと保管されていました。


しかも常連さん、ヨーロッパ各国から来ています

ぱっと分かるだけで、アイルランド、オーストリア、フィンランド、オランダ、デンマーク、スェーデン・・・。
すごいです

ビールの本場で美味しいビール
が飲めたのは、ほんと嬉しかったです
中欧5カ国旅行の記事一覧
その1 ドイツ/ベルリン
その2 ドイツ/ポツダム
その3 ドイツ/マイセン
その4 ドイツ/ドレスデン
その5 チェコ/プラハ
その6 チェコ/チェスケ・ブディヨヴィッツェ
その7 チェコ/チェスキー・クルムロフ
その8 オーストリア/ザルツブルグ
その9 オーストリア/ハルシュタット
その10 オーストリア/ウィーン
その11 スロバキア/ブラチスラバ
その12 ハンガリー/ドナウベント
その13 ハンガリー/ブタペスト
その14 お食事編/ブレックファースト
その15 お食事編/ランチ&ディナー
その16 ホテル編
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yumi