




後から知ったのですが、改装前はジャック・ボリーさんというとても有名な方がシェフをされていて、その評判が高かったようなので、その時にも行っておけばよかったなぁと思ったのでした。
とはいえ、今のロオジェも食べログで4.5点


とってもワクワクです

以前は、並木通りの歩道からちょっと奥まったところ建物があり、ちょっとしたアプローチがあったのですが、今は歩道にすぐ面して入り口があります。
高級感は変わらずですが、前より入りやすい雰囲気になったかも。

入ってすぐ右側にある螺旋階段をおり、さらに右手奥にある個室に案内されました。
個室以外の席では写真



料理は、



左から、
・ジャンボン(豚のモモ肉で作ったハム)とビーツのマスタードフレーバーのテリーヌ
・トリュフとマロンを巻いたもの
・赤いピーマンの一口マカロン(味が濃く、苦みを感じるのですが、それが美味)
材料も味も食感も違う3つのアミューズで食欲を刺激です。



パン

レストランが高級になるほど、フランスパンは1個づつ焼き上げたものが出てきます。
(お手軽なレストランでは、大きなフランスパンをカットしたものが出てきます)
このバターの模様はどうやって作っているのかしら。
きれいですー。



正式な名前は不明ですが、説明されていた単語はこんな感じ。
レチュー、ブロッコリー、 ポロ葱(中央のムース)、パルメザンチーズ、リコッタチーズ
野菜の苦みとチーズのコクが混じった上品ななお味。




お皿に蓋がかぶさっていて、テーブルに給仕された後、10人分が一斉にオープンされます。
みんなでおおーと喜んでしまいました。
プティポワとは、小さいグリンピースのこと。
きれいな黄緑色のソースはこれで作られているのですね。
帆立貝の甘みとグリンピースの軽い苦みがいい感じに混じり合います。


クリスピーに焼いたエポールとドライフルーツのコンフィバジル風味のヨーグルトソース

子羊はセルダニョー(selle d'agneau/鞍下肉)という部位にパン粉をまぶしてスパイシーに焼き上げた一皿。
手前のみじん切り野菜の下に敷いてあるのは、春の山菜うるい。(実は、利用したのは4月なのです。アップまでに2ヶ月も経ってしまった・・・)
赤い塊は、ビーツのピューレ。
肉の奥の細長いのは、ういきょうの茎です。
ふだん口にしない食材がいろいろ並ぶところがさすがです。
この後、デザート

なんと、あれやこれやと4つのタイプのデザートが続きました。
そういえば、シャネルビルの最上階にあるベージュ アラン・デュカス 東京でもデザートの割合が多かったのが印象的だったのですが、高級になるほどデザートに力を入れるものなのかしら



手前左から、りんごのゼリー、プチシュー、チョコレートのタルト ブリオットチェリー、ピスタチオのタルト
そして中央にあるのが、レモン マカロンです。


マンゴー、パイナップル、ドラゴンフルーツの土台の上に、ライチのシャーベットとメレンゲのスティックが乗った一皿。
横に添えられているオレンジ色のフルーツはグァバです。
柑橘系の酸味とライチの爽やかな味で、口の中がすっきり。


フランボワーズ(木苺)づくしの一品で、ムースやシャーベット、ギモブ(マシュマロ)、果実そのものなどが段積みに。
ここりこ(ひなげし)のフレーバーをきかせた一皿です。
そして、ドリンク


とっても癒されるいい香り

最後に、さらにさらにすごいのが出てきました。



ぎゃーん、こんなの見たら、ありったけ食べたくなってしまいます。
私は4品いただきました。
でも、今気づいたのですが、いただいた4品の写真を撮るのを忘れています。。。

・プラリネのチョコレート
・アーモンド (サクサク甘くて美味しい)
・オレンジのピューレみたいなもの(濃密で甘い)
・カカオがはいったチョコレート
をいただきました。
コースは以上です。
お料理はやっぱりさすがどれも美味しかったです〜



いただいたワインたち。
10人でいただいているので、そんなに量は飲んでいません。
私にはかなり贅沢な時間を過ごしてしまいました。
もちろん私にとってランチで使った過去最高額

次また行けるときが来るかしら〜

ちなみに、今のエグゼクティブシェフはオリヴィエ・シェニョンさん。
食事の途中にも顔を出してくださったり、最後レストランを出るときにも挨拶に来てくださいました。
写真をお願いしたら快く引き受けてくださり、一緒に収まってしまいました

春のちょっと贅沢なひとときでした

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L'Osier/ロオジェ





