2015年01月15日

世界一のレストランnoma(ノーマ)で驚きに満ちた魅惑の料理づくし@マンダリンオリエンタル東京(その2)

昨日の「世界一のレストランnoma(ノーマ)で驚きに満ちた魅惑の料理づくし@マンダリンオリエンタル東京(その1)」の続きです

昨日、ドリンクに関しては、アラカルトで注文し、シャンパンや炭酸水を頼むことにしたと書きました。
ところが、5皿くらいが出た段階で、かなりハイテンションになった私たち。
隣のテーブルも最初はシャンパンを注文していたのですが、気がついたらドリンクのペアリングに移っていて、ホールスタッフから説明を受けてます。
ジュース・ペアリングの説明で出て来た意外な食材の名前を横で聞いてたら、ペアリングがとっても気になってしまったのです
あと何皿出るか次第だ〜と確認してみたら、料理は全部で14皿と(実際は15皿でした)。
あと9皿もあるなら、ペアリング行っちゃえ〜と、ハイテンションのノリで行ってしまいました

私は、アルコールに弱いので、ジュース・ペアリング
3人は、ワイン・ペアリングです。

ちなみに、最初のシャンパンがなかったら、最初からペアリング用のジュースが出て来たのかはよく分かりません
というのは、お隣の方も最初シャンパンを飲んでいて、同じ料理の段階でペアリングになったので、他がどうかよく分からないのです。(3組しかいない部屋の端っこだった)
(追記:私は合計5種類のジュースをいただきましたが、全部で6種類だったことが後で分かりました。)

あと、今回、学んだのですが、ここは1杯いくら、みたいな計算ではないようなんですね。
ペアリングも、ドリンクがなくなったらどんどん継ぎ足されるし、
私が別途頼んだシャンパンも1人分いくらという計算で、シャンパンがなくなったらやはり継ぎ足されるという感じでした。
ペアリングに慣れている人なら常識なのかもしれないのですが、こんな飲み方したの初めてなので、驚きでした
体質的に水分があまりとれないので、私はあんまり享受できませんでしたが、呑兵衛(アルコールでもジュースでも)には、有り難いシステムだなぁと思いました

というわけで、またもや前置きが長くなりましたが、料理です

6皿目。
noma(ノーマ)
これは豆腐とクルミの料理。
上に見えているのは、クルミが細かくカットされたものなんです。
意外(私は最初、鶏のささみかと思いました
このクルミの下に、豆腐があり、パセリのオイルと柚子で味付けされています。
これがおいしーーい
クルミが本当に軽いサクサクした食感で、ほのかなナッツの甘さがします。
さらに豆腐の淡白な味わいに、パセリオイルのちょっと油っこさが絡み、そこに柚子が効いてうまーーい
3皿目のあん肝と並ぶ、私にとって同率1位の料理でした。

6皿目のペアリング・ジュース
ここでは、柚子と蕪(Turnip)のジュースが出たのですが、実は写真を撮るのを忘れた私。
あわい黄色とオレンジを混ぜたような色のジュースで、ヘルシーな優しい味わいでした
料理で柚子が使われているので、それと対応しているのですね。
なるほどーと思いました。

6皿目のペアリング・ワイン
noma(ノーマ)
私ではなく仲間が飲んだワイン(というか日本酒!)です


7皿目です。
noma(ノーマ)
これ、何だと思うでしょう
まったく想像がつきません。
ヘチマ? 海綿スポンジ?
なんと、ホタテ(Scallops)なんです。
ホタテのどこをどうしたらこんな料理に???です。
説明では、ホタテを1週間干してバターとミックスして、空気を入れて作ったんだそうです。
(それでこうなる??)

さらに驚いたのは、その食感
見た目以上に柔らかく、泡のような柔らかさでびっくりします。
エアチョコをさらに柔らかくしたような感じ。

ビーチナッツ(ブナの実)と昆布のオイルで味付けされていて、そのソースが香ばしくて美味しい料理でした
比較的濃厚な味わいで、次に紹介するペアリングのジュースがさっぱりなのは、そこが考えられてるのだなぁと思いました。

7皿目のペアリング・ジュース
noma(ノーマ)
これは、海苔ときゅうりのジュースです。
きゅうりの味が強く、きゅうり!!という感じです。(説明になってない?)

7皿目のペアリング・ワイン
noma(ノーマ)


8皿目。
noma(ノーマ)
8皿目くらいになってくると、分からないことが当たり前になってきます。
このオレンジも、マンゴーか柿かと思ったら、カボチャでした
確かに色はかぼちゃです。笑。
棒状のものは、昆布(Kelp)。
手前は、桜の塩漬け。
ソースは、ピーナッツミルクで、ココナッツミルクのように甘いソースでした。
かぼちゃとピーナッツミルクの甘味、昆布の旨味、桜の塩味、そしてペアリングジュースの酸味の4つの味が口の中で絡み合うという、もう大人な感じの料理です

8皿目のペアリング・ジュース。
noma(ノーマ)
パンプキン、レモン、小さいグリーンベリーのティーをミックスさせたジュースです。
カボチャが料理と連動していますね
酸味があるさっぱりスッキリとした味わいのジュースで、料理とあわせていろんな味が揃うというペアリングでした

8皿目のペアリング・ワイン。
noma(ノーマ)noma(ノーマ)
ラベルの表と裏です。かわいい


9皿目。
noma(ノーマ)
またもや、正体不明の料理登場です。
昆布かと思いきや、ニンニクの実でした。
私たちも「え?ニンニクの実?」と何度も聞き返してしまいました。笑。
ジュニパーベリー、サンショウ(山椒?)ベリー、レモングラスで漬けて1ヶ月発酵させて、薔薇のオイルで漬けて折り紙のように畳んで作ったそうです。
(英語の説明で、ちょっと理解しきれてないところ多々あり。ごめんなさい

ちなみに、味は・・・
とても濃ゆいいぃぃ
夜元気になりそうな 滋養感のある味でした。
なんていうか、初体験な味ですが、濃ゆい感じは、昆布の煮しめに似てるといえば似てる??
濃ゆいのが苦手な私なので、これは食べるのにちょっとがんばってしまいました。(煮しめも食べられない)

9皿目のペアリング・ジュースとワインは、8皿目と同じままでした。


10皿目。
noma(ノーマ)
根菜づくしです
やっと見た目から素材の想像がつくものが出てきました
クワイ、レンコン、牛蒡、百合根、塊茎だけど球根のようにみえるチョロギ(シソ科の多年草植物)。
それから、黒イモと卵
卵はどれかと思いきや、中央の赤いのがそうでした。
割ると中から黄色い黄身がとろけ出してきます
ソースは、ピーナッツミルクソースに、牛蒡ソースと言ってたと思います。
生姜が別についていて、好みで一緒にいただきます。
料理は温かく、優しい味わいの、ほっとする料理
淡白だけれどそれぞれに少しずつ異なる根菜の味わいに、
甘い濃厚なコクのある黄身を絡ませて、そこに少しだけ生姜を加えて食べるのが美味しい
根菜のサクサクした食感もいいです
これはもう和食ですね
私にとって、3皿目のあん肝、6皿目の豆腐とクルミの料理に次ぐ、繊細で上品なおいしい料理でした

10皿目のペアリング・ジュースは、また8皿目のジュースと一緒でした。

10皿目のペアリング・ワインです。
noma(ノーマ)
京都のお酒とのこと。

やっと10皿紹介しました。
ふ〜。ひと息です
明日は最後の5皿を紹介します

noma(ノーマ)の記事
「世界一のレストランnoma(ノーマ)で驚きに満ちた魅惑の料理づくし@マンダリンオリエンタル東京(その1)」(2015.1.14)
「世界一のレストランnoma(ノーマ)で驚きに満ちた魅惑の料理づくし@マンダリンオリエンタル東京(その2)」(この記事)
「世界一のレストランnoma(ノーマ)で驚きに満ちた魅惑の料理づくし@マンダリンオリエンタル東京(その3)」(2015.1.16)

人気ブログランキングへ今日も応援ありがとうございます

noma(ノーマ)@ マンダリンオリエンタルホテル東京
住所:中央区日本橋室町2-1-1 マンダリンオリエンタルホテル東京37階 シグネチャー
電話:+81 (3) 3270 8800
期間:2015年1月9日(金)〜2月14日(土)

yumi




この記事へのトラックバックURL(承認制) 同じお店のTB歓迎です♪ 同じお店の記事に飛ばしてくださいね!