2015年01月16日

世界一のレストランnoma(ノーマ)で驚きに満ちた魅惑の料理づくし@マンダリンオリエンタル東京(その3)

その1その2の記事に続き、noma(ノーマ)の記事第3弾です
今日でフィニッシュです

11皿目は鴨。
noma(ノーマ)
noma(ノーマ)なんと、まるごと鴨が一匹出てきました
北京ダックもまるごとだったりしますが、さすがに頭まで出てくるのはあまり聞いたことがありません
みんなで、おおおと目を見張ってしまいました。
残酷のような気もしますが、ある意味、命をいただいているんだと実感
食の基本に立ち返ります

鴨は青森県産で、3週間熟成。
柔らかくて肉の旨味たっぷり
ソースは、グレープを発酵させたもの。
一般的なオレンジソースでないのが珍しいです。
ジューシーな鴨肉にグレープソースの酸味が効いて美味しかった
鴨肉は、食べやすくきれいにスライスされていました

11皿目のペアリング・ジュース
noma(ノーマ)
セブ、モレル(morel mushroon)、ブルーフルーツの3種類のマッシュルームを使ったジュースです。
ただ、調べて確認できたのはモレルだけ・・・(ほかの2つは間違ってたらごめんなさい)
モレルマッシュルームは高級きのこで有名のよう
あと、レモングラスとパイナップルがミックスされています。
レモングラスがちょっと効いた、ベースはちょっと土っぽい味のジュースでした。

11皿目のペアリング・ワイン。
noma(ノーマ)


12皿目。
noma(ノーマ)
蕪の料理です。
これも見た目で分かる!笑。
後半は根菜、鴨、蕪と比較的見た目で食材が分かる料理が並びました
しかーし、ソースはやっぱり変わっています。
椎茸を使っているのと、イースト菌を発酵させたとかとかとか
英語ペラペラの友人も聞いたことない単語が並び、理解するのに悪戦苦闘

優しい味の料理で、最後はスープも全部飲んでしまいました

本国から来たノーマスタッフに「おいしい」のデンマーク語も確認。
デ レガッツというようです

12皿目のペアリング・ジュース、ワインは、11皿目と同じでした。


13皿目。
noma(ノーマ)
noma(ノーマ)ここからデザートです
まず、お米のアイスが出てきました。
この白い卵の殻のようなものは、お米の(いうなれば)煎餅。
とってーも薄くてサクサク、ほんとに軽い食感でした。
底にあるグリーンのソースは、オキサリスという植物をつかったソース。
甘い麹と柚子でも味付けされてます。

お酒っぽい風合いで、さっぱりとおいしいデザートでした
次の濃いデザートに控えて、お口直しの役目も果たしてくれるデザートです

13皿目のペアリング・ジュース。
noma(ノーマ)
甘い麹を使ったジュースです。
甘い麹が、料理とリンクしているのですね

13皿目のペアリング・ワイン。
noma(ノーマ)


14皿目。
noma(ノーマ)
サツマイモのコンポート(をさらに凝縮させたようなもの)。
煮詰めたカラメルがぐつぐつ泡をたてながら出てきました。
7時間かけて作られた、とってーも甘い、熱々のスイートポテト

うっかりしてましたが、実はワイルドキウイのソースがついています。(写真を撮ってない
スイートポテトだけでも美味しいのですが、キウイをつけると酸味がミックスされてさっぱりして、さらに美味しく
甘いもの好きな私的に、嬉しいデザートでした

13皿目のさっぱりした味わいと14皿目の濃厚な甘さの対比がよかったです


別途注文した紅茶
noma(ノーマ)
なんと湯のみで出てきました。
和カフェなどで、たまに湯のみで紅茶ってありますが、デンマークの方にも、日本の湯のみがビビッときたのでしょうか
ポットも陶器で統一されてます


15皿目。
noma(ノーマ)
全部で14品と言っていたのですが、15皿目もありました
まるで盆栽のような一品です
これは、事前に記事で見たことがありました。
上に乗ってるものは違いますが、この盆栽風盛りつけは、ノーマのお得意のようです
そういえば、日本が大好きで日本に感化されて、それで念願の日本でレストランを展開することになったと記事に書いてあったような気がします。

きのこの形をしてるのは、セップ茸をチョコレートでコーティングしたもの。
チョコといっても甘くなく、塩味がきいていました。
食感は、グミとジャムを混ぜたくらいの弾力。
セップ茸の凝縮ジャム入りチョコレートみたいな感じでしょうか。

奥に見える細い枝のようなものは、シナモンの根っこ。
シナモンの根っこを噛みながら味わいを楽しむという、ここでも不思議健在の食べ方でした。
でも、噛むとシナモンの上品な味がちゃんとふわ〜と広がるんです
へーとまたひとつ驚きと発見でした。

ちなみに日本ではシナモンとニッキが一緒くたになってますが、厳密には別物。
こちらはちゃんとしたシナモンでした。

以上、全15品
やっと全部紹介し終わりました〜

12時にお店に入り、お店を出たのは16時前。
約4時間の滞在でした

さてさて気になる「ドリンク」の代金ですが、ジュースペアリングを選択した私は、シャンパンや紅茶もあわせて、全部あわせて26,605円でした!(ジュース・ペアリング16,500円+シャンパン3,800円+紅茶1,500円+サービス料13%+消費税8%)
結局、ジュース・ペアリング単体でなく、シャンパンも紅茶もいただいてしまったので、想定より予算オーバーの2乗くらいに。ハハハ。(しかもよくみるとペアリングも予約時より500円高くなってます)

事前に振り込んだ「食事代」約47,600円(コース39,000円+サービス料13%+消費税8%)と合わせてしめて約74,200円。
(参考までに、ワインペアリングを選択した3人のドリンク代は31,970円、食事と合わせてしめて約79,570円)

ひゃ〜、当分、つつましい生活をしなくては・・・
とはいえ、他では体験できない料理、人生に一度くらいはこんな贅沢もありだと思いました

勢いで申し込んだとはいえ、やはり食べる前まではその値段に見合う料理が出るんだろうかと心配していたのですが、実際食べた後の感想としては、その値段に納得
最高の食材選び、手間のかけ方(特にこれは半端ない)が随所に伝わる料理の数々でした

じゃあ2回目もと言われると、それはさすがにキツイですが(笑)、とにかく食事において過去最高のハイテンションになったのは間違いないです。
「美味しい」と「びっくり」と「食における新しい価値の発見」があったという感じでしょうか。
人の心を動かすことが、ひとつの目的だとしたら、最大級に達成していると思います

<追加情報1>
ネットで調べたところ、今回の期間限定の総席数2000席に対し、キャンセル待ちが10,000人とか50,000人と書かれてる方がいました。
す、すごい
あと、予約の85%が海外の方のようです。(確かに外国人も多かった。でも私たちは祝日だったからか日本人の方もけっこういました。)

<追加情報2>
知人が、約2週間後にノーマに行き、スタッフに確認してくれました。
お客さんのうち、外国人は6割で、日本人は4割だそうです。(日本人もうちょっと多かった
外国の方は、当選したら大半の方が2〜3日日本を旅行して帰るというパターンのようです。(やっぱりこのために来日する人いるんだ。スゴーイ


noma(ノーマ)の記事
「世界一のレストランnoma(ノーマ)で驚きに満ちた魅惑の料理づくし@マンダリンオリエンタル東京(その1)」(2015.1.14)
「世界一のレストランnoma(ノーマ)で驚きに満ちた魅惑の料理づくし@マンダリンオリエンタル東京(その2)」(2015.1.15)
「世界一のレストランnoma(ノーマ)で驚きに満ちた魅惑の料理づくし@マンダリンオリエンタル東京(その3)」(この記事)

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noma(ノーマ)@ マンダリンオリエンタルホテル東京
住所:中央区日本橋室町2-1-1 マンダリンオリエンタルホテル東京37階 シグネチャー
電話:+81 (3) 3270 8800
期間:2015年1月9日(金)〜2月14日(土)

yumi




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この記事へのコメント
凄いですねー!
普通のお料理ってだいたい画像を見ると味の想像がつくのですが、このnomaさんのお料理に至っては想像できません!笑
7万越えとは…
みなさんの財力にも憧れます
Posted by kaorin at 2015年03月01日 01:22
◆kaorinさん
また返事が遅くなってしまいました(汗)
nomaはほんとに斬新すぎて、私も驚きまくりでした★☆
ちなみにnomaの後は、もちろん節約モードに入りましたよーーー。
(最近食事ネタが切れて、クーポンサロンネタに入ったのもそのせいです。笑)
Posted by yumi(銀座OL) at 2015年03月22日 13:30